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和楽器(邦楽器)(lapaneseinst2ment)2002(平成14)年度からの新学習指導要領において、授業時間数、指導内容ともに削減されたなかで、中学校音楽科では「和楽器については、3年間を通じて1種類以上の楽器を用いること」とされた。以前は、鑑賞曲として雅楽「越天楽」、挙曲「六段の調」、長唄「勧進帳」の一部、尺八曲「鹿の遺書」、「ノヴエンバー・ステップス(武満徹作曲)」が教科書に掲載されていたが、「表現と鑑賞」の一体化がいっそう重視され、日本の明治以来の学校音楽史上において初めて普通授業のなかで和楽器が表現手段として必須のものとされたわけである。とは…