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素粒子レベルではきわめて微弱でも、それが無数に集まったマクロな物体では巨大な力になる。その理論は17世紀のニュートンの万有引力の法則から'20世紀のアインシュタインの一般相対論へと発展したが'現代物理の基本原理である量子論の形式にはなっていない。つまりはかの相互作用に対する理論と同じレベルで議論する段階に至っていない。これを克服しようとするひとつの(そして現状ではほとんど唯一の)試みが超弦理論である。この理論は、従来の重力理論を単に量子論的にするのでな-、これまで点とみなされていた素粒子を弦(ひも)とみなすという意味で、素粒子に対する見方を根本的な部分から変える。とは…