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貧酸素水塊冬の東京湾の海底付近に､酸素が著しく少ない貧酸素水塊があることがわかった。貧酸素水塊が存在するのは夏だけとされてきたが､冬にも観測されることがわかり､海上保安庁は､東京湾汚染の深刻さが改めて浮き彫りになったとしている。原因は､生ごみなどの有機物や､赤潮として大量発生した植物プランクトンの死骸が海底に積もり､分解されるときにバクテリアが酸素を消費するから。海上保安庁が千葉港の西5??地点に監視装置を設置して調べたところ､2004(平成16)年1月､05年2月､06年2月に観測した､貧酸素水塊の継続期間は2〜3日で､生物への影響は現在のところ少ないが､｢東京湾の汚染は予想以上にひどい｣としている。とは…
