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こうした座った姿勢で起こる腰痛にも、それなりの理由がありますが、予防によりある程度防ぐことができます。ナケムソンという人は、椎間板に加わる圧の測定によって、立っているときや横になっているときと比べ、椅子に座っているときがもっとも椎間板に負担が大きいことを証明しました。しかし、椎間板に圧が加わるだけでは腰痛は起こりません。実際、座っていても腰痛を起こさない人も多いものです。では、何が原因なのでしょうか?81ページで説明したように人は、一見まっすぐ座っているようでも、実は左右のどちらかに体重がかたよっているもので、結果、背骨も左右どちらかにカーブしているわけです。